人生の立て直しスタートセット
人生を
再設計する
お金の先にある「生き方」を
もう一度考えるための本
70歳越えの爺さま 著
この本を手にしてくださったあなたへ——
もし今、
頑張っているのに前向きになれない、
何のために節約しているのかわからない、
そんな気持ちになっていたら——
それはあなたが弱いのではありません。
「守ること」に一生懸命になるあまり、
「何のために守るのか」を
見失っているだけです。
この本はそこを一緒に
整理するための本です。
私は50代後半に
2,400万円の借金で
自己破産しました。
あの頃の私に
必要だったのは何だったか——
今でもよく考えます。
お金を整理すること。
固定費を削ること。
借金を返すこと。
もちろんそれも必要でした。
でも——
それだけをやっていたら、
私はきっと途中で
折れていたと思います。
私が続けられたのは、
「守った先に何があるか」を
感じられていたからだと思っています。
孫と過ごす時間。
妻と出かけること。
好きなものを気にせず食べること。
自分が役に立てていると感じること。
こういうものが「目的」でした。
一度だけ、
自分に問いかけてみてください。
「老後のお金を守れたら、
私は何をしたいのか?」
大きな夢でなくていいです。
立派な答えでなくていいです。
例えばこんなことでも十分です——
・孫の成長をそばで見ていたい
・夫婦で一泊旅行をしたい
・好きなものを気にせず食べたい
・誰かの役に立てる仕事を続けたい
・趣味を再開したい
・家族に心配をかけずに生きたい
小さくていい。
漠然としていてもいい。
それが「目的地」になります。
目的地があれば、
固定費を削ることも
特別費を積み立てることも
「我慢」ではなく
「そこへ向かうための行動」に
変わります。
📝 書き出してみましょう
私がお金を守りたいのは
のためです。
※ここに自分の言葉を書いてみてください
第3章
自己破産からの再出発——
私が這い上がれた理由
破産を決意した夜、
「仕事があることだけがありがたい」
とひとりで泣きました。
翌朝、仕事に行きました。
そこから定年まで勤め上げ、
退職後の起業は失敗し、
知人の会社に拾ってもらい、
雑用から始めて
会社の無駄500万円を削減するまでに——
長い道のりでした。
自己破産後に初めて
自分へのご褒美として買ったのは
7,000円の靴でした。
安物の靴ばかり買い続けてきた私が
7,000円の靴を買った時——
「ここまで来た」と、
涙が出ました。
普通の人には
何でもない金額かもしれません。
でもあの靴は、
私にとって「再出発の証」でした。
なぜ続けられたのか——
今になって思うのは一つです。
「家族の顔が頭にあったから」です。
子どもたちの顔。
妻の顔。
まだ見ぬ孫の顔。
それだけで、また立てました。
人生を立て直す時に
一番折れやすいのは
「気力」です。
お金は数字で見えます。
行動はシートでチェックできます。
でも「心」は
誰かが整えてくれるわけではありません。
だから私が勧めるのは——
「心の支え」を
一つだけ言葉にしておくこと
です。
大げさな目標でなくていいです。
例えば——
「孫が成人するまで元気でいたい」
「妻に心配をかけたくない」
「もう一度、好きな仕事をしたい」
「また家族で旅行に行きたい」
何でもいいです。
それがあなたの「支え」になります。
苦しくなった時、
行き詰まった時、
やめてしまいたくなった時——
その言葉を見てください。
それだけで
また一歩動けることがあります。
📝 書き出してみましょう
私の心の支えは
です。
※ここに自分の言葉を書いてみてください
「再設計」というと
難しく聞こえるかもしれません。
でも私が言いたいのは
大げさなことではありません。
「これがあれば
今日も悪くないな」
と思えるものを
一つ持つこと——
それが人生の再設計の
最初の一歩です。
私の場合——
孫5人の笑顔。
妻と傘をさして歩いた雨の日。
「普通においしい」ちゃんぽん。
疲れた時にバスに乗れること。
全部、小さなことです。
でもこれが全部、
私の「楽しみ」です。
大きな夢がなくていいです。
特別な才能もいりません。
「今日、これが楽しかった」と
思えることを
一つ見つける習慣——
それだけで人生は変わっていきます。
📝 書き出してみましょう
私の小さな楽しみは
です。
※ここに自分の言葉を書いてみてください
50代後半で自己破産した私が
70代の今、
穏やかに暮らしています。
孫5人に囲まれ、
妻と食卓を囲み、
今も仕事を続けています。
「もう遅い」と思っていたあの頃——
でも全然、遅くなかったのです。
人生の再設計に
「期限」はありません。
何歳からでも、
どんな状況からでも——
「今日から」が
いつだってスタートです。
ただし、一つだけお伝えしたいことがあります。
再設計は
「お金が全部解決してから」
始めるものではありません。
今の苦しい状況の中にいながら、
少しずつ「目的地」を描く——
その両方を同時に進めることが
大切です。
📝 まとめ|今日から始める
「人生再設計の3つの問いかけ」
① 老後のお金を守れたら
私は何をしたいのか?
② 苦しい時に思い出せる
「心の支え」は何か?
③ 「今日これがあれば悪くない」と
思える小さな楽しみは何か?
💡 この3つに答えが見つかれば
固定費を削ることも
特別費を積み立てることも
節約生活を続けることも——
「目的に向かう行動」に
変わります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
2,400万円の借金で
どん底にいた私が
今も前を向いているのは——
守りたいものが
あったからです。
あなたにも、必ずあります。
一緒に前を向いていきましょう。
70歳越えの爺さま、
埼玉より。